犬のかゆみの原因は?獣医師が解説する7つの原因と安全なケア
愛犬が掻き続ける、足を舐める、床に体をこすりつける——多くは7つの原因によるものです:ノミ唾液アレルギー、アトピー、食物アレルギー、酵母菌・真菌、乾燥肌、皮膚炎、外部寄生虫。獣医師が原因別に、なめても安全なホームケアを解説します。
犬のかゆみで最も多い原因は?
タイで最も多いのはノミ唾液アレルギー。数カ所刺されただけで全身に激しいかゆみが出て、尾の付け根・背中・お腹に赤い発疹が見られます。次に多いのはホコリや花粉によるアトピーで、足先・顔・脇のかゆみが特徴です。
ノミアレルギーとアトピーの見分け方は?
部位がヒントです。ノミアレルギーは体の後ろ半分(尾の付け根・背中・太もも)、アトピーは前半分(顔・耳・足先・脇)に出やすく、季節性に繰り返します。ノミや黒い糞を見つけたらまず駆除を。5日で改善した実例はレビューページへ。
酵母菌・真菌によるかゆみの特徴は?
酵母菌(マラセチア)のかゆみは、すっぱい臭い・べたつき・色素沈着が特徴で、首の下・脇・指の間・耳など蒸れやすい部位に出ます。真菌は円形の脱毛と赤い縁が特徴。どちらも掻くほど広がるため、根本治療と清潔ケアが大切です。
洗いすぎでかゆみは悪化しますか?
あります。洗いすぎや強い洗浄剤(SLS/SLES)は皮脂を奪い、乾燥してかゆみが悪化します。敏感肌には1〜2週間に1回、低刺激シャンプーを。寒い時期や病中はドライフォームが安全です。
ステロイドに頼らないホームケアは?
まず原因(ノミ・湿気)を取り除き、研究に裏付けられたハーブでケアを。ターメリックとプライは炎症とかゆみを鎮めます。部分にはハーブクリーム、広範囲にはセラムスプレーを1日2〜3回。なめても安全な製品を。実例では多くが1〜7日で改善します。改善しない場合は受診を。
いつ動物病院へ行くべき?
掻き壊して出血している、脱毛が急速に広がる、強い臭いや膿がある、元気・食欲がない、ケアしても2週間以上かゆみが続く——これらは皮膚病や全身疾患のサインの可能性があるため、すぐに受診を。
かゆみの再発を防ぐには?
毎月のノミ予防、入浴や雨の後はしっかり乾かす(特にしわ部分)、適切な頻度での優しいシャンプー、季節の変わり目の皮膚被毛ケア、週1回の皮膚チェックを。小さな発疹のうちの早期ケアが一番の近道です。